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第57号 2014年/10月号

小型ボーリング NETIS登録

小型ボーリング【クイックボーリング】の写真(登録番号:QS-130025-A) 今回、当社と潟Aルファーソリューション殿で共同開発した小型ボーリング機【クイックボーリング】のNETIS登録を完了しましたのでお知らせします。

 さて、皆さんはNETISのことをご存知でしょうか?
 NETISとは新技術情報提供システム(New Technology Information System)の略称であり、民間企業等により開発された新技術に係る情報を、共有および提供するためのデータベースです。

 運営は国土交通省が行っており、公共工事等における新技術の活用検討事務の効率化や活用リスクの軽減等を図り、有用な新技術の積極的な活用を推進するための仕組みとして開発されました。

 新技術の積極的な活用を通じた民間事業者等による技術開発の促進、優れた技術の創出により、公共工事等の品質の確保、良質な社会資本の整備に寄与することを目的としています。

 「新技術」とは、「技術の成立性が技術を開発した民間事業者等により実験等の方法で確認されており、実用化している公共工事等に関する技術であって、当該技術の適用範囲において従来技術に比べ活用の効果が同程度以上の技術又は同程度以上と見込まれる技術」として定義されています。

 平成26年8月現在で、登録件数は約4,800件となっており、工事の工法や機械、システムなど様々な種類があります。

 【クイックボーリング】は、地質調査用のボーリング機械として登録を行いました。地質調査に区分される新技術の登録件数は、現時点で50件余りと比較的少なく、ボーリング関連では従来から広く用いられている汎用機(主にロータリーボーリング機)が、現在でも広く使用されているのが現状です。【クイックボーリング】は、従来の汎用機に比べ非常に軽量小型である点に有用性があります。

 汎用機は、山岳地で使用する小型のものでも、機械本体で300kg近くあり、その他の資材も含めると1,500〜2,000kgもの重量になりますが、【クイックボーリング】は、資材も含めた総重量が従来機の1/3〜1/2に抑えられ、個体重量も最大で20kg程度となり仮設費用の低減工期の短縮を可能としています。

  登録には、およそ5ヶ月間を要しました。その間は根拠となる資料の作成と、国交省技術事務所殿と五回に及ぶヒアリングを実施しています。

 NETISへの登録後は、その有用性が認められたのか、運搬が困難な現場の他、狭い範囲で複数個所調査するような現場やスペースの取れない現場などからの問合せが急増しています。

 東京電力殿計画の山岳地送電鉄塔調査に試用が内定するなど今後も送電鉄塔や公共工事における「特殊現場」に活躍の場が期待できそうです。

 お使いの検索エンジンで【NETIS】と【クイックボーリング】を同時検索すれば簡単に閲覧できますので、ぜひご覧ください。

フロー図

(文章、図の一部はNETIS HPより引用)
http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/NewIndex.asp

(環境調査部 主任)

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