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第53号 2013年/5月号

電気設備学会九州支部賞を受賞して

 この度、名誉ある電気設備学会九州支部賞を受賞することとなり、大変嬉しく思っております。この賞は、平成24年8月20日に名古屋で開催されました電気設備学会全国大会での発表内容を評価して頂いたものです。

発表の様子

 なお、表彰式は、平成25年5月10日の第19回電気設備学会九州支部通常総会で行われる予定です。

 全国大会での発表のテーマは、「紫外線検知カメラによる放電音探査事例の紹介」です。発表内容を簡単にご紹介します。

 紫外線検知カメラ(イスラエルOFIL社製)は、人の目には見えない紫外線(例えば音が発生する放電現象)の波長を捉えて可視化し、実際の動画と重ね合わせて記録できるものです。従来、放電音が発生している場所の特定は、超音波を可聴音に変換する装置や人の耳によって特定するもの、あるいは音が発生している箇所をマイク数本で同時に測定して概ねの場所を画面に表示するものがありました。

 この紫外線検知カメラは、電気的放電が発生している、即ち紫外線が発生している場所をピンポイントで捉えることができるのです。異常音の大きさは画面でもモニタリングして確認できますし、周期毎の放電回数もカウントできます。また、通常は、高電圧で危険な場所でも、離れた安全な場所から撮影出来ますので、安全・安心です。

 勿論、この紫外線検知カメラは、他にも表1のような探査用途があります。

表1 紫外線検知カメラの主な探査用途

 先般、ある顧客企業より、騒音源が特定出来ない現場のご相談があり、この紫外線検知カメラで測定調査を行いました。その結果、がいし装置の一部からの異常な放電音を確認でき、その部分に改善対策を行ったところ騒音を抑制できました。紫外線検知カメラの有効性を確認することができた一つの例です。

紫外線検知カメラ撮影の様子

 当社では、この紫外線検知カメラを用いた調査業務を行なっており、騒音の音源特定にお悩みの、より多く企業の皆様に知っていただきたいと思っております。

 今回の受賞を期に、更なるPR活動を行い、問題解決に貢献していきたい考えです。
 紫外線検知カメラの調査に際しまして、OFIL.Ltd(イスラエル)、伊藤忠プランテック(株)の皆様にご協力を頂き、感謝いたします。

(環境調査部 課長)

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