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第27号 2004年/9月号

アイランドシティー市民体験スクール 〜菜の花をさかせよう!プロジェクト参加〜

 環境エネルギー部では、現在、「地域新エネルギービジョン策定事業調査業務」に取り組んでいますが、この業務と密接な関係にある「アイランドシティー市民体験スクール」〜菜の花を咲かせよう!プロジェクト〜に実行委員として参加しております。

 このプロジェクトは、今年の7月1日に実行委員会(発起人濱砂清さん)が発足し、アイランドシティ(福岡市が進めている事業で、博多湾東部に生じる約401ha埋立地)の広大な土地に、子どもをはじめ、高齢者、学生など、市民が参加して菜の花を咲かせ、資源とエネルギーを地域で循環、持続させていく「資源循環型社会」を体験しようと企画されたものです。

 内容は、アイランドシティの一画に3ha(福岡ドーム球場相当)の菜の花を植え、

  1. 花が咲いたら見て楽しむ。
  2. 収穫して食材とする。
  3. 菜種から菜種油を搾油し、家庭や学校給食用に利用する。
  4. 使用後の廃食油を回収し、再処理を行なって石鹸を造ったり、精製処理を行ない、軽油の代替燃料である自動車や農耕車のバイオディーゼル燃料(BDF)を造る。

など、市民が主体となり循環型資源の活用を体験するものです。

 スケジュールは、今年9月〜10月に土づくりから種まき、苗移植を行い、来年の3月に菜の花祭りと菜の花サミットを開催、その後5月〜7月にかけて収穫・選別等を行い、7月に搾油し学校や家庭に配布します。さらに、その後の8月〜9月に廃食油を回収して精製処理(BDF)を行い、9月からアイランドシティで行われる「アイランド花どんたく(第22回全国都市緑化ふくおかフェア)」(9月9日〜11月12日)で会場内のバスや発電機などの燃料として活用する予定となっています。

(資源循環型社会の先駆け。”菜の花エコ・プロジェクトの資源循環型サイクル”)

バイオマス・ニッポンより
菜の花エコ・プロジェクトの資源循環型サイクル図解

 今回のプロジェクトは、福岡市共催であるため、九州大学大学院農学研究所や九州大学熱帯農学研究センター等の協力を得て行われておりますが、このようなプロジェクトは、全国36道府県約80の地域・団体で取り組まれています。

 環境エネルギー部は、このような活動を通じ、地球温暖化防止や資源循環型社会の意識づけの構築を実際に体験し、現在取り組んでいる新エネルギービジョンのコンサルタント業務に活かしていきたいと思っています。

(環境エネルギー部 古賀グループ長)

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